【便利屋さんの苦悩】集客はとてもむずかしい。

 

 

2013年2月に創業し本日までのらりくらりと経営を続けてこれたのは、お客さまのおかげです。一番多いのがインターネットからの集客です。お陰様でリピーターがとても多くそれなりに忙しくさせていただいていますが、新規のお客様もとても大切な存在です。

三波春夫さんではありませんが、「お客さまは神さま」という表現は大げさではない部分があると思います。お客さまがいなければ、即廃業ですから。しかし、お客さまは神さまだけあって、とても気持ちの移ろうが激しいのです。

 

うつろうトレンド に影響あされる問い合わせ数

下の図は、グーグルトレンドとうツールを使って作成した検索ボリュームをグラフ化したものです。世間一般で「便利屋」と検索された回数がどのように推移してきたかを表しています。

 

2015年3月の後半ぐらいに急に検索される回数が跳ね上がり、半年もしないうちに、跳ね上がる前の水準に落ち着いていますね。なぜこのように変化したのか? 

実は、2015年4月に「不便な便利屋」というテレビドラマが放送だれ、便利屋という言葉が、短期間ですが、世間一般に広がったんですね。

www.tv-tokyo.co.jp

 

このドラマ以前にも、「まほろ駅前多田便利軒」というドラマ、映画が放映され、便利屋、何でも屋、という言葉が世間一般に広がるきっかけを作って頂いたのだと思います。

まほろ駅前多田便利軒 - Wikipedia

 

テレビや映画の影響はとても大きく、問い合わせの数が大きく変動しますし、もしかしたら新規で便利屋を起業しようとする方も、そのような世の中のトレンドに影響されて増減するのかもしれません(稼働中である便利屋の企業数の推移を表すデータを見たことがないのでなんとも言えませんが)。

 

 

季節需要だってある

下記の図は、月別の問い合わせ数の推移を表すグラフです。縦軸(問い合わせ数)の数値を消していますが(企業秘密なので笑)、2015年~2017年の3年間で集計した実際のデータを元に作成しています。

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*出典:(2015年~2017年)の生データ

 

3月にピークがあるのは引越しに関連する作業の問い合わせが増えるからです。簡易引越しのお手伝いだとか、引越し先に新しい家具を設置したい、賃貸マンションから退去するので掃除を手伝ってほしい、、ゴミの整理や搬出を手伝ってほしい、、、などなどです。毎日大忙しになるのがこの時期です。

一方で1月、8~9月は比較的落ち着いています。創業当初は長期休暇にこそ、問い合わせが増えるのだろう、と思っていたのですが、予想とは逆で、長期休暇中は静かに家族で過ごされたい方が多いのかもしれません。

 

凸凹を減らしたい

おそらくどの業種でもそうなのでしょうが、このように需要がブレてしまうと、意外と調整するのが大変だったりします。可能なのでしたら、凸凹をへらし、できるだけ安定して定期的にお仕事をもらいたい。そうすることで、社内のリソースをうまく振り分けられますし、アイドリングする設備(車、道具などの、稼働率)を減らせますから、経営の効率が高まり、利益が出しやすい体質になりえます。しかし、思ったとおりにできないのが経営のやましい所。

理想としては、凹んでるところをなんとか穴埋めし、協力スタッフさんにも安定してお仕事を提供してあげたい。ですから、凹んでる所を穴埋めするために、通常はあまりやらない法人周りの新規開拓や、入札の参加なんかも考えていますが、具体的にはなかなか成果が出せずにいます。

 

今日もまた、ぐだぐだと書いてしまいました。あー、わかる、と共感していただける方、いらっしゃったでしょうか。

 

 

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